“あの日からの、ぼくらの目の前や、ぼくらの背後には、
経験したことのなかった状況が現われました。
はじめてだし、暗いし、見えないのだから、
「考える」ことにたどりつくより前に、
「悩む」ことでこころがいっぱいになります。ぜんぶを解決する魔法の方程式みたいなものは、
”
おそらく、ないのだと思います。
「これはできた」「ここはわかった」「これだけ進んだ」
というような、みんなの手探りの経験の総和が、
ぼくらの手に入れた財産であり、材料だと思います。
失敗も含めた材料が、やっと揃いはじめたいま、
やっと「考える」ための時がやってきたのかもしれない。